“知見とノウハウに基づいた専門的な提案。開発意図を汲み取って、温かく手を差し伸べてくれる姿勢が採用に繋がりました。”
【会社名】 | JCOM株式会社 |
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【対象市場】 | 医療 |
【インタビュイー】 |
ビジネスデザイン本部 ビジネス開発第一部 部長 浅井 利暁 様 アシスタントマネージャー 松本 佳苗 様 馬場 真里 様 |
【採用サービス】 | 機能テスト |
【URL】 | https://www.jcom.co.jp/corporate/ |
今回は、ケーブルテレビを主力事業として展開されているJCOM株式会社(以下、「J:COM社」と記載)の浅井様、松本様、馬場様にお話を伺いました。お三方が所属されるビジネスデザイン本部では、時代のニーズに合った新規事業やサービスを企画、事業化されています。
より魅力的なものを世の中に広げていく。オープンイノベーションの発想のもと、新規事業の立ち上げと拡大を担っています。
まずは改めて、J:COM社の事業、ビジネスデザイン本部 ビジネス開発第一部の活動概要について教えて頂きました。
オンライン診療事業の普及をめざして、患者様に使いやすいアプリの開発を手掛けています。
浅井様
当社の主力事業はやはりケーブルテレビ事業です。ケーブルテレビを主軸に、インターネットやモバイル分野のサービスがお客様にとって更に魅力的なものとなるように、事業を伸ばしていく必要があります。
一方でこれら主力事業は競争が激化している状況でもあり、中長期的な成長戦略として新規事業の確立も必要となります。
私たちの所属する部門は、まさにその早期立ち上げと拡大をミッションに活動しているセクションといえます。
その中で、現在取り組んでいるタスクが、オンライン診療事業の利便性を更に高めるモバイルアプリの開発です。そう遠くない将来、マイナ保険証対応機能の追加も視野に入れています。
オンライン診療にかかわる「機能テスト」の部分をGENZ(ジェンツ)社にお任せ頂けた経緯を伺いました。
松本様
スマートフォン向けのアプリを作ることが私たちの出発点でした。
スマートフォンをデバイスとして使用することで、検証すべき端末数とOSの組合せ、それに伴う検証ボリュームは格段に増加します。
その膨大なタスクを自社のチーム内で実施することは、現実的な選択肢ではありませんでした。
社外のリソースをお借りすることになるだろう、そんな想いで参加した展示会でGENZ社に出会ったことがきっかけです。
浅井様
当時の状況をもう少し補足しますと、やはり新規事業のような未知の領域で実現できることは、J:COM社単体では限りがあります。
GENZ社のような、いわゆるパートナー企業のお力を借りながら、より魅力的なサービスを世の中に広げていくという、オープンイノベーションの考え方が必要になります。
我々に足りていない、我々単独では実現できない部分を、信頼できるパートナーにお任せできたことが、今回の事業においても重要な点です。
もともと当社グループ全体の風土として、オープンイノベーションや事業共創の考え方が根付いています。
類似サービスを提供する会社が複数社ある中で、GENZ社を採用頂けた決め手について伺いました。
GENZ社が一番温かく手を差し伸べてくれたことでしょうか。
提案内容においても、金額面においても、納得感がありました。
松本様
新しく検討することが多く、その方法を模索する中で、GENZ社が一番温かく寄り添ってくれました。
提案内容も金額面も、一番納得感がありました。
浅井様
比較評価というより、絶対評価の面が強かったように思います。
我々のやりたいことやビジョンをGENZ社にブリーフィング、共有させて頂いた後の対応に信頼感が持てました。
例えば、スマートフォンの国内端末シェアの内訳を根拠に、「ここまで検証すれば十分です」といった提案を頂けました。知見やノウハウを十分に活かした安心できるプレゼンテーションでした。
市場価格に照らし合わせて、金額面においても納得感がありました。その2つが決め手となりました。
オンライン診療分野の実績も決め手の1つです。
スマートフォン、ビデオ通話、特殊アプリにおける検証実績に信頼がおけました。
馬場様
オンライン診療における実績があったことも大きな要素です。
これまで私たちは、テレビ向けオンライン診療サービスを提供してきました。
昨年初めて、スマートフォンで提供する試みの中で、「ビデオ通話」や「特殊アプリ」等の検証実績があったことが、信頼をおけた大きな理由の1つです。
アジャイル開発、患者様と医師側の連携を意識した『状態遷移図』の制作。
今後もGENZ社の専門性に期待しています。
実際にサービスを利用頂き、満足頂けた点と改善が必要な点を教えて頂きました。
馬場様
まずはGENZ社の協力のおかげで、無事にモバイルサービスのリリースに至り感謝しています。検証過程の評価も良かったので、今後はアジャイル開発でのアプリ改善にもご協力をお願いしています。
特に、短いスパンの中で回していかなくてはならないシナリオ検証の側面では、こちらの開発意図を汲み取ってスピーディに対応頂けました。また、結果的に事前に不具合が見つかり、是正してからリリースできたこともあり、とても信頼感があります。
一般的なアプリと異なり、利用シーンが限られていますので、以降に控えているマイナ保険証の開発に先立って、現行アプリの不具合をまずは一緒に出し切りたいと思います。
また、アジャイル開発が故に、ともすると後手に回りがちな「状態遷移図」の作成にもご協力をお願いしています。GENZ社であれば、患者様と医師側の連携を意識した視点での制作が可能だと思っています。
特筆すべき改善点はなく、今後も当社の目標や課題に寄り添って協力頂きたいと思います。
取材後記
オープンイノベーションの思想が体現された柔軟でしなやかな社風と地域に根付いたサービスの共存。
時代の変化とニーズを満たし、同社の変化をけん引する新規事業の創生からもますます目が離せません。
取材にご協力いただいた企業様
【会社名】 | JCOM株式会社 |
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【対象市場】 | 医療 |
【URL】 | https://www.jcom.co.jp/corporate/ |
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